建物の解体を業者に依頼する場合、正しい業者の探し方をご存知ですか?

解体工事には元請と下請があります。解体を依頼するには、どちらに依頼をすれば良いのでしょうか?

 

今回は元請・下請のメリット・デメリット、そして解体業者の探し方などをご紹介していきます。

一括下請とは?

一括下請けとは、元請けから下請けに工事を丸投げしてしまう事です。つまり元請けは仕事に関与せず、利益を得ようとするのです。

一括下請の仕組みによって、適切な報酬が下請けに支払われない場合があり、工事が手抜きになる可能性を含んでおり、一括下請は禁止とされています。

元請とは?

解体を注文する人と直接契約をする事を元請と言います。解体業者に工事を依頼した際、下請業者に再依頼することなく、作業が始まります。

工事を丸投げする一括下請は問題ですが、元請業者の適切な管理のもと、下請け業者と契約をして、工事が行われる場合もあります。

建物解体を下請にふることをメインとしている業者に依頼した方が良いのか?

元請業者として発注者から依頼を受けて、下請をメインに仕事をふる業者に依頼すると、中間マージン(仲介手数料のようなもの)が発生するので、その分、費用が発生します。

ですが、元請業者の責任にもと、工事が進むので、元請業者が信頼できる業者であれば、工事はスムーズに進み、安心という見方もあります。

一括下請の禁止について

法的に下請は問題ないのか?という点ですが、下請自体が悪いことはありません。下請けに仕事を丸投げしてしまう一括下請は、建設業法により禁止されています。

ちなみに複数の仲介業者(多重下請)が介入することで、安全対策がおろそかになる等問題も起きているので、業者を探す際には、よく検討する必要があります。

建物解体を元請メインの業者に依頼した方が良いのか?

元請業者に依頼すると、下請けに任せない分、マージン料が発生しないため、その分、費用は安くなる傾向があります。

更に解体の作業における要望を直接元請業者に伝えることが出来るため、作業効率が良いとも言えるでしょう。

しかし、下請業者に一切頼らない元請業者を探す場合、解体建物の近くの業者から探して見積もりで比較するか、ご自身で調べて依頼することになります。

また、一切下請けに依頼しない業者は、事業規模が小さく、自社内でできる範囲の仕事をこなしている場合があり、小規模で手一杯となっている場合も多いでしょう。

元請けとしてメインに事業を行いながら、仕事内容によっては下請けもうまく使って責任持って解体作業をこなしている、信頼できる業者を見つけましょう。

元請・下請業者 まとめ

建物の解体業者を探す場合、下請けのみを行っている業者よりは元請メイン(下請け業者と適切に契約している業者を含む)の業者に依頼をしたほうが良いです。

なぜなら、元請にするメリットとしては下請依頼のマージン料を抑えられる事、そして元請業者に直接要望を伝えやすい事、更に下請けに依頼する際の安全面、手抜き工事などの問題を回避できることが挙げられます。

元請業者を選ぶデメリットと言えば、業者を探すのに手間と時間がかかってしまうことではないでしょうか。サイトに「下請けは致しません」と記載されているならともかく、通常は各業者に下請をするのか?を確認し、そして見積もりをとってもらい、その上で比較することになります。

あくまでも下請自体が悪いという事ではないので、解体業者を探す際、解体現場から近い業者から見積もりを出してもらい、下請けの有無も確認しつつ、比較をしながら最適な解体業者を見つけるのが良いと思います。

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