【鉄筋コンクリート造3階建ての解体費用】坪単価と相場/アスベスト費用も解説
鉄筋コンクリート造の解体工事の解説

鉄筋コンクリート造3階建ての解体工事は「費用の仕組み」を正しく理解し、信頼できる解体業者に依頼することが最も重要です。
理由は、RC(鉄筋コンクリート)造は木造や鉄骨造に比べて構造が非常に頑丈で、解体方法・重機・処分費・近隣対策・アスベスト対応など、専門性の高い工程が多く、業者の知識と経験によって総額や安全性に大きな差が出るからです。
今回の記事では、3階建て鉄筋コンクリート造の解体費用相場や坪単価、内訳、高くなる理由、アスベストがある場合の注意点、そして費用を抑えるコツまで、初めての方にも分かりやすく解説します。
鉄筋コンクリート造とは?
鉄筋コンクリート造(RC造)とは、コンクリートの中に鉄筋を組み込んだ構造の建物です。
コンクリートの「圧縮に強い」特性と、鉄筋の「引っ張りに強い」特性を組み合わせることで、高い耐震性・耐久性・耐火性を実現しています。
なぜRC造が多いのか?主な理由
- 地震や火災に強く、3階建て以上でも構造的に安定している
- 防音性・遮音性が高く、共同住宅や店舗・事務所に向いている
- 法人・個人を問わず長期利用を前提に建てられることが多い
解体時の特徴
一方で、RC造は解体が非常に大変という特徴があります。
厚いコンクリート、密に組まれた鉄筋、重量のある構造体を壊すため、専用重機・騒音振動対策・廃材処分が不可欠です。その結果、解体費用は他構造より高額になりやすいのです。
3階建て鉄筋コンクリート造の解体費用の坪単価・相場
3階建て鉄筋コンクリート造の解体費用相場は、坪単価でおおよそ「6万円〜15万円前後」が目安です。
建物の立地や条件によっては、それ以上になるケースもあります。
坪単価の目安
RC造は、
* 重機作業が必須
* コンクリート・鉄筋の分別解体が必要
* 廃材処分費が高額
といった理由から、木造(3〜5万円/坪)より大きく上がります。
延床面積別の概算例(具体例)
- 30坪(約100㎡):約180万〜450万円
- 50坪(約165㎡):約300万〜750万円
- 80坪(約265㎡):約480万〜1,200万円
※仮設工事、アスベスト除去、地中埋設物撤去、整地費用などは別途になる場合があります。
鉄筋コンクリート造 解体工事の内訳
解体費用は「一式」ではなく、複数の項目で構成されています。
内訳を知ることで、見積書の妥当性を判断しやすくなります。
主な内訳項目

- 仮設工事費
足場・防音シート・養生など。近隣配慮に不可欠です。 - 建物本体解体費
重機によるコンクリート破砕、鉄筋切断作業。 - 廃材運搬・処分費
コンクリートがら、鉄くずの分別・処分。 - 基礎・杭撤去費
地中深く残る基礎や杭を撤去する場合。 - 整地費
解体後に土地を平らに仕上げる作業。
これらを合算した金額が、解体工事費用の総額になります。
鉄筋コンクリート造の解体工事が高い理由
RC造の解体費用が高い最大の理由は、「手間・時間・処分費」がかかることです。
高額になる主な理由
- 建物が非常に硬く、解体に時間がかかる
- 大型重機・特殊アタッチメントが必要
- コンクリート・鉄筋を分別処理する必要がある
- 騒音・振動対策が厳しく、仮設工事費が高い
アスベストを含む場合(特に注意)
築年数が古いRC造では、アスベスト(石綿)が使用されている可能性があります。
アスベストが確認された場合、
* 事前調査(有資格者による)
* 飛散防止措置
* 専用の除去・処分
が義務付けられ、数十万円〜数百万円単位で費用が増加します。
鉄筋コンクリート造の解体工事を安くするには
解体費用を抑えるためには、業者選びと事前準備が非常に重要です。費用を抑えるポイント
- 複数業者から相見積もりを取る
価格だけでなく、内訳の明確さを比較します。 - 残置物を事前に撤去する
家具・設備を減らすだけで費用が下がることがあります。 - 補助金・助成金を確認する
自治体によっては老朽建築物の解体補助制度があります。 - アスベスト調査を早めに行う
後出し追加費用を防ぐためにも重要です。
鉄筋コンクリート造の解体方法と主な流れ
RC造の解体工事は、決められた手順に沿って安全第一で進められます。
一般的な流れ
1. 事前調査・届出(建設リサイクル法・アスベスト調査)
2. 近隣挨拶・養生設置
3. 内装解体(手壊し)
4. 重機による本体解体
5. 基礎・地中埋設物撤去
6. 廃材分別・搬出
7. 整地・完了確認
業者の経験が浅いと、工程遅延やトラブルが起こりやすいため注意が必要です。
まとめ
鉄筋コンクリート造3階建ての解体工事は、費用が高額になりやすく、専門知識と実績が不可欠な工事です。
坪単価や相場、内訳、アスベスト対応を正しく理解したうえで、見積内容を丁寧に説明してくれる業者を選ぶことが、後悔しない解体工事につながります。
安さだけで決めるのではなく、
・法令遵守
・安全対策
・近隣配慮
・明確な見積
を重視し、信頼できる解体業者に解体工事を依頼したいと考えることが、最終的にコスト・安心・満足度のすべてを高める最善の選択と言えるでしょう。











